沢尻エリカさんの「リストラ離婚」
4 月 28th, 2010 | By ikeuchihiromi | Category: 離婚と家族問題のコラムテレビやスポーツ紙で話題になっていますが、沢尻エリカさんが深夜には離婚意思を固められたと自身のブログにも書かれたとのことです。
VTR取材をテレビ朝日「やじうまプラス」から受けたのは、沢尻さんのブログが書かれる前でしたが、彼(夫)と暮らす家を出た、携帯電話もつながらないとの報道から、彼女は、すでに離婚意思を固めているだろうと感じました。
4月28日(水)『やじうまプラス』(テレビ朝日)、『はぴひる』(TBS)、『スーパーJチャンネル』(テレビ朝日)、『夕刊フジ』等に、私はコメントを出しました。
「彼女が選択する離婚を名付けるとしたら、何離婚ですか?」
との、
テレビ番組ディレクターからの問いかけに、私は
「リストラ離婚です」
と答えました。
リストラ、というのは、夫をクビにするという意味ではなく、また、夫がリストラされたから妻が離婚することでもありません。
リストラ離婚のリストラは、Restructuring 本来の意味である「再構築」です。
彼女自身の人生を(仕事、居住地といった方向性を含めて)「再構築」するとき、離婚の決意するのが「リストラ離婚」です。
女性が離婚を決意する、と聞くと、一般的には、夫が浮気したのではないか、暴力があったのではないかと考えられがちですが、相手(夫)がひどい人で被害を受けた妻が選択する離婚だけでなく、妻自身が自分の人生を考え直したとき選択する離婚もある、ということです。
リストラ離婚を突きつけられた夫たちは異口同音に、「なにが起こっているのか分からない、話し合いたい」とおっしゃるようです。
でも、
妻たちは、今までなにも伝えてこなかったでしょうか?
いいえ。たぶん、伝えてきています。
つまり、妻にとっては、話し合いをしたにもかかわらず分かりあえなかった、あるいは生き方が違うと確認できてしまった。
その結果、離婚の決意をなさる方がほとんどです。
自分の思いをまったく伝えないまま突然離婚を決意する人はいません。
ただし、相手に伝わっていない、あるいは、伝える力が少ない、または、伝えても相手には受け止める力がなかった、相手が気付かなかった、という場合もあります。
沢尻さんと同じように、「リストラ離婚」をした有名人では、
松田聖子さん、安室奈美恵さん、竹内結子さん、などが挙げられるでしょう。
沢尻さんの場合は、22歳という年の差も、夫婦関係が壊れたことのひとつの原因だと思います。
親子ほども年齢が違うということは、当然、育ってきた時代も異なり、時代を背景として身に付けてきた価値観も(同世代の男女より)大きな違いがあります。
交際するだけであれば年齢差は刺激となり楽しみとすることができますが、結婚の場合、年齢差はそのままジェネレーションギャップや体力差につながり、将来を考えれば、子の親としての年齢、夫婦の年齢差が大きいからこそ介護問題で悩まれる人もいらっしゃいます。
いずれにしても、離婚の決意は簡単にできるものではありません。
悩んで、悩んで、もう別れるしかないと覚悟を決めるものです。離婚を申し出られた側だけが気の毒だと世間では扱われがちですが、離婚を決意し申し出る側だからこその痛みもあります。
沢尻エリカさんは、美しいだけでなく女優としての才能を大きくお持ちですので、離婚協議を乗り越えて、大きく羽ばたいていただきたいと望みます。



[...] This post was mentioned on Twitter by 石坂 貴明, 八矢浩 and Makiko Ishihara, 池内ひろ美. 池内ひろ美 said: 昨夜から沢尻エリカさん離婚の取材を受け続けています。彼女の離婚は「リストラ離婚」ですね。概要はこちら http://bit.ly/bVDnQg [...]